ガーゴイルおるたなてぃぶ2巻
- 作者: 田口仙年堂,日向悠二
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/01/29
- メディア: 文庫
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吉永さん家のガーゴイル11巻から3ヶ月振りになる、田口仙年堂氏の新刊。いやぁ、刊行ペースが早いっていうのは良いですね〜。今月、やっと半年ぶりに私立!三十三間堂学院の新刊が出る佐藤ケイ氏や先輩とぼく0からオオカミさんまでかなり間の空いた沖田雅氏の作品を追っている身としては、新刊を半年も待たなくていいっていうのはとてもありがたいことですよ、えぇ。
さて中身の方ですが、この巻も前作の方で出てきた古科学者達とひかる・ガー助・喜一郎との対決が主軸になっている訳ですが、新キャラとして古科学者サイドに出てくる人形(一応、非自動人形)の狛がかなり良い味出してますね。ガーゴイル本編でのガーゴイルとケルプの2体よりも、ガー助と狛の2体の方がよりライバルらしい感じが出てて、個人的にはツボです♪
しかし、こっちでここまで喜一郎が活躍したり、ひかるの叔父で師匠な上にケルプの作者である東宮が本格的に動くことを示唆し、その上古科学者サイドの方の話まで動かしているということは、近い内におるたなてぃぶのキャラや展開を吉永さん家〜の方にフィードバックして、一気に話を大きくしていくのかな?
今のところ、吉永さん家〜の方は基本は1冊(ないし2冊)完結の話が多かったけど、話としてやるべきこと(ガーゴイルの出生関連や、既存キャラの掘り下げ等)はほとんどやった感じも有るから、これから新展開に突入していくのも期待したいし、おるたなてぃぶのようなバトル展開はあくまでも補助要素で基本はただただ日常的な物語を繰り返して欲しいような微妙な気分です(^^;)
まぁ、どちらにしても「ガーゴイル」は最後まで読む気満々ですけどねw
個人的評価:A