ARIA 水の都と歌姫の悲しき物語

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小説ARIA ~水の都と哀しき歌姫の物語~

先週買って、今日読み終わったので簡単に感想でも書こうかと思います。
ARIAは原作漫画でも、アニメ版でも1話完結なので長編としてはこの小説が初めての作品になると思うのですが、長編形式でもしっかりとARIAの世界観は守れていたと思いますよ。

ここから先は僅かではありますがネタバレを含みますので、まだ読んでない方で内容を知りたくない方は、ここから先は見ないでくださいね。





【これより下、ネタバレ】
小説でオリジナルキャラとして出てくるアンジェラは、序盤では原作では出てこないような嫌みったらしいキャラでしたが、後半では根はいい人なところが出てきたりで、原作の雰囲気を極力壊さないようにしているのが見て取れるような内容だったと感じられます。
ただ、原作のノベライズとしては良いと思いますが、小説単品で見るともう少し山とかあってもよかったかなと思いました。例えば、「宝は天と地へ運べ」という暗号がキーワードのように、原作を見ていればすぐに解るものを焦らして引っ張りまくるのはどうかなと。

多少不満が残るところもありますが、個人的には充分に楽しめた作品でした。








まぁ、ぶっちゃけARIAって絵が重要なんだなと、ものすごく再認識もさせられましたけどね(苦笑)