今週のPSYRENが熱い!

 はい、今回は2010年1月4日発売の週刊少年ジャンプに載ってるPSYRENのネタバレを含む感想&考察なので、単行本派でネタバレを見たくない人は単行本11巻発売後頃にもう一回来てくださいね〜。







 それでは、ネタバレ有りの考察。
 まず、今回は天戯弥勒及びW.I.S.Eの一部メンバーが研究対象としていた機関グリゴリに跡地に潜って、天戯弥勒らのPSI能力を除去するコードを探るのが目的ということでしたが、やっぱり天戯弥勒側の人間がいて窮地に陥りましたってって話。
 ここで、祭及び射場に対してウィルス型のPSI攻撃を行った遊坂が問題になるわけで。
 8巻に収録されている、対ドルキ&シャイナ戦でアゲハたちが全滅していた場合の未来では、祭はこれと同じタイプのPSI攻撃を宣戦の儀前日(ないし、その直前)に受けている。今の所、バーストは複数者が使う同一の技はテレキネシス以外見られていないので、この祭が受けた技は同一人物が使ったと見ていいものと思われる(仮定1)。
 さて、そうなるとここで一つ疑問が生まれる。
 if世界での祭はどうやって、遊坂に辿り着いたのだろうか?
 遊坂の能力は、雨宮やアゲハが攻撃を受けてないことから推測すると「触れた者に、任意でウィルス製の病気に似た症状を発生させる」である。これだけだと、直接対決には若干向かない。触れれば勝ちな反面、飛び道具や一撃必殺系の技、及び多人数には弱い。これに、一般人相手に銃を使ってることも加えて考えると、ライズはあまり得意ではない可能性すらある。
 これらのことから考えると、遊坂はグリゴリを探る人間に対しての防衛ラインしかできないと思われる(仮定2)。
 となると遊坂に遭遇するにはグリゴリを探らなければならないが、そのグリゴリは前回のドリフトでネメシスQの主に会わなければ辿り着けないし、遊坂に辿り着くにはアゲハの父がいたNASLで射場に会わなければならない。それも、射場が取り乱すようなことをグリゴリ被験者が起こしているときに。
 こうなると、if世界では何か特別なことが起きていない限り祭が遊坂に接近する可能性は極めて低いようにも思えるし、今回の遊坂の好戦的な性格からするに発病してから雹堂の助けが入るまで祭が生き延びていたことも腑に落ちない。
 となると、ここから宣戦の儀までの間に、祭の回りで何かが進展するような出会いのある可能性が高いか?


 まぁ、ここまで考察しても、仮定が一つでも崩れれば全て崩れるし、遊坂に遭遇した時点で既にイレギュラーな未来に変わっているから、PSRYEN世界で仕入れた情報は全てifでしかなくなっているような気もするけど(^^:)
 まぁ、なんにしても、考えていくと面白い漫画ですなw
 早く次号が読みてえ!



 なんて時に限って合併号とか、もうね……orz


 あ、単行本9巻も今日発売。
 話は前回ドリフトの中編ですな。

PSYREN-サイレン- 9 (ジャンプコミックス)

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