げきがうるふ氏、本当にすみませんでした……orz

 今年の頭、古本屋の戯言・営業日誌さんのHPで開催されていた-39人のブロガー・サイト管理人が選んだ 『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版2009』を見て、今年は参加したいなぁとかいってた上、副主催者のげきがウるふ氏(HP:なめくじ長屋奇考録)には記事で取り上げて頂いたり、コメントまで頂いたのに、就活&卒研の忙しさを理由にして更新サボって、その結果感想を書いた作品数6本とか、もうね……orz
 あの、本当にすみませんでした。
 この体たらくなので、今回は参加させて頂けません……


 とはいえ、このままだと自分を許せないので、個人的な今年の漫画ランキング自主的に挙げてみようかなと思います。

  • 第5位:こえでおしごと!(既刊3巻、以下続刊)

 いきなり、これか!


 とか言われそうですが、インパクトという意味では今年1番と言っても過言ではないかとw
 まぁ、「高校生がエロゲの声優!?」という一発ネタ的な導入部分ですが、これが地味に職業物らしい展開になってきたというか。
 エロゲ会社を立ち上げた姉に頼まれて始めた仕事とはいえ、真剣に取り組んでいき、超えることの難しい羞恥心という名の壁を越えていき、エロゲ声優として成長していく16歳高校生の妹!


 すまん、書いていながらただの変態漫画じゃねえかと、ちょっと思ったよw
 ぶっ飛んだ限定版といい、これはある意味チェックすべき作品かと思いますww


こえでおしごと!(2) (ガムコミックスプラス)

こえでおしごと!(2) (ガムコミックスプラス)

  • 第4位:エンジェル高校(3巻、今年完結)

 1巻の導入部を大雑把に書くと、ある日交通事故で死んでしまった少年、ルキオが天使候補生としてエンジェル高校という、普通の学校と大して変わらない場所でラブコメする話。
 ライトノベルとかを探すとありがちっちゃありがちな話だけど、短い話数でしっかりと話を纏めていたところや、絵がもう大好きな絵なので個人的にはこの位置。
 本当ね、ここ何年かで見た漫画発のラブコメとしては珍しい位にキャラに魅力があって、それぞれの行き違いなんかも伏線がしっかりあり、ストーリーも駆け足感こそあれど、納得の出来。
 久し振りに、人を選ばずにオススメできる、ちょっとファンタジー要素有りのラブコメ作品です。


エンジェル高校 3 (サンデーGXコミックス)

エンジェル高校 3 (サンデーGXコミックス)

  • 第3位:PSYREN -サイレン-(既刊8巻、以下続刊)

 週刊少年ジャンプで連載中の、時を駆けまくってる作品。
 簡単なあらすじとしては
 謎の失踪事件がニュースで度々取り上げられている中、主人公アゲハのクラスメイト雨宮が行方不明になる。雨宮が行方不明になる直前に呟いた、サイレンという単語を基に調べていくアゲハ、その結果自分も「サイレン」という未来と現代を行き来する、命を賭けたゲームに参加することに……
 無駄なネタバレを回避すると、こんなところか。
 要するに、未来の世界と現代を行き来して行く中で得た情報を元に、アゲハのサイレン参加から約1年後に起きたと思われる世界の崩壊を防ごうといった、タイムパラドックス物。
 ジャンプのバトル漫画としては珍しくしっかりとした目標に向かっての物語があり、今のところ矛盾もなく、極端なパワーインフレも無い、ジャンプとしての王道からはちょっと外れた感じのバトル漫画って意味では貴重な作品。
 点と点が繋がるように、流れるように行われる伏線の回収と情報の公開は本当に凄い。特に、点と点が繋がる瞬間のカタルシスは異常。


 ジャンプなだけに、打ち切られないで物語が最後まで描かれれば良いのだが……


 エルモアウッドのチルドレンが未来で出てくるまでは、是非我慢して見ていただきたいです。


PSYREN-サイレン 8

PSYREN-サイレン 8

 厳密に言うと今年の作品ではないような気もするけど、新作として発表された3本のインパクトが強烈だったのでこの位置に置きたい作品。
 もう中身は言わずもがな、みんな知っているでしょうけど、間とキャラが凄い!
 自分をヲタの世界へ引きずり込んだ作品と言うこともあり、思い入れは間違いなく深いのですが、それを差し引いてもこの世界観を超える作品はそうそう無いように感じる。
 多分、4コマ漫画は好きなのに、評価が厳しいのはこれのせいだろうなぁ。


あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)


 そして、第1位は!

 もう、度々このブログでは取り上げてますが、やっぱりこの作品は良いね!
 過去感想は漫画感想記事を見ていただければと思うのですが、7巻の間、作品世界では2年間の中における主人公の成長を追うと、かなり来ますよ。
 最初は何に対しても「む、無理です」とか、失神したりで逃げ腰だった麦が、最終話では野乃先輩ポジションですよ!
 ARIAの時にも思ったことだけど、物語を積み上げて積み上げて、最終話で主人公が最初に言われた印象的な台詞を、主人公が後輩に言うっていうシチュエーション。自分にとっては大好物のようですw
 しかも、アニメ化前から追っていただけに、感慨も一入な物で。アニメ化されてもマイナー感は拭えないままな作品でしたけど、作品のカラーを考えると逆に良かったかなと。無理に引き延ばされませんでしたしw
 あ、ひとひらアンコールという番外編が連載中なので、まだ完全に終わったわけではありませんけど、一応の最終回はあったので完結扱いということでw


ひとひら 7 (アクションコミックス)

ひとひら 7 (アクションコミックス)



 といった感じで、他の方と比べるとかなりミーハー感が強いというか、独断と偏見が多量に入ったランキングではありますが、今年花開いた作品と今年完結した作品を重視するとこんな結果になりました。
 読んだ中でも、単純な面白さだけで言えばジャイアント・キリングやおおきく振りかぶって鋼の錬金術師少女ファイトなどはランキング作品よりも上な気もしますが、今年な感じはしなかったのでねぇ……


 まぁ、そういう意味では参加できなくて良かったのかもしれませんw